レースレポート

第59回国民体育大会(埼玉国体)ロードレース 成年男子157km
西谷雅史 10月24日

埼玉で行われる国体ということで今年のほぼ全レースを国体に出られる事、成績を出せる事をメインに活動していた。 それほどこのコースで行われる国体には思い入れがあった。
珍しくコンディションを気にしながら調整をしたが当日はかなり体調が悪かった。やはり調整は自分には向いてないようだ… 当日、スタートラインに並ぶとさすがに国体らしく人も規模も大きく華やかだ。
メンバーは優勝候補筆頭のシマノ土井選手を始めBS井上選手、エスポワール、エチオンド竹内選手などいいメンバーが顔をそろえた。
スタートして白石峠までは基本的に平坦路が続く。細かいアタックが続き白石峠に入る前に約1分の逃げ集団が形成された。 しかし有力メンバーはすべて集団内に含まれていた。自分としてはかなり身体が重く前に上がるのも嫌なほどだった。 ついに最初の白石峠が始まった。満を持して土井選手が動いた。もう集団はバラバラ。自分は第二集団キープがやっとだった。 半分ぐらい上った所で身体が動き出したので土井選手の集団を捕らえる為にペースアップした。 20mぐらいまで迫るが頂上付近では逆に離されてしまった。近くにいた2人と下り始めたが途中で離されてしまった。 しかも後ろの集団に追いつかれてしまい10人ほどの追走集団となった。 かなりいいメンバーで都道府県ロード優勝の行成選手、元BSの宮沢選手、エスポワールの新城(あらしろ)選手など協力に前を追い上げた。 約1分差だ。8割の力で上り続けた。(全開では独りぼっちになり危険だからだ)先頭集団も土井選手の早さについて行けず2人になった模様だ。 いい展開になってきた。先頭から落ちてきたメンバーは本当に力尽きていた。
頂上では新城選手、宮沢選手と前から落ちてきた小笠原選手と1分差にて峠をクリアーした。追いつく為に危険ギリギリの速度で峠を下る。 平坦路にはいり向かい風の中4人でハイペースを維持する。新城選手のスピードがずば抜けてはやく、これで競技を始めて2年目?と驚かされた。 しかも思い切りがいい。久々の大型新人である。小笠原選手がかなり足にきていたので上りは新城選手と押さえ目にいった。 都幾川村山岳地帯を抜けてあとはど平坦だ!
新城選手の強力な引きの元3人でローテーションを回す。(小笠原選手はローテーションに加われないほどに消耗していた) 東松山でついに土井、井上選手の姿が見えた。まもなく捕まえついに振り出しに戻った。これぞロードレース、胸が高まった。 それからはけん制、アタックの応酬が続いた。土井選手、井上選手がスバ抜けていた。 しかし決まらずにゴール勝負に土井選手が先行して手を上げかけたその時に横から宮沢選手に刺されてしまった。 自分は4位にてゴールした。
ずば抜けて早かった土井選手。しかし優勝は宮沢選手だった。これがロードレースである。 自分は久々に苦しく、そして有意義なレースをさせてもらい大満足な一日だった。 新城選手という素晴らしい新人選手出会えたのも、とても嬉しい一日でした。
最後にコースサイドに応援に来て頂いた方々、とても勇気づけられました。ありがとうございました。